ConsoleからWebサイトがRSSに対応しているか確認する方法

RSSとは

RSSは「Really Simple Syndication」の略で、Webサイトの更新情報（記事のタイトル・要約・リンクなど）を自動的に配信するためのXML形式のデータフォーマットです。

一般的には以下のいずれかの方法でRSSを読み込んで利用します。

Inoreader や Feedly などのRSSフィードリーダー
Outlook などのメールソフトのRSSフィード機能
RSS Feed Reader などのブラウザ拡張機能

ブラウザのConsoleからRSS対応を確認する方法

WebサイトがRSSに対応しているかはRSS Feed Readerをインストールしていれば、RSSフィードの件数が表示されるので簡単にわかります。

しかし、何らかの理由でブラウザ拡張機能がインストールできないケースもあるかと思います。

そのようなときはブラウザのConsoleからRSSの有無を判定するコードを実行することで、RSSに対応しているか判定できます。

やり方はブラウザのデベロッパーツールを開いて、Consoleに以下のコードを貼り付けて実行するだけです。

デベロッパーツールは、
Windowsなら F12 キー、Macなら option + command + I で開けます。

RSSに対応しているWebサイトのHTMLには「type="application/rss+xml」または「type="application/atom+xml"」の記述があるので、このどちらかが含まれていればRSSに対応していると判定できます。

JavaScript

const result = [
  ...document.querySelectorAll('[type="application/rss+xml"], [type="application/atom+xml"]')];
if (result.length > 0) {
  console.log('✅️ RSSに対応しています。')
  console.log(result[0].href)
} else {
  console.log('❌️ RSSに未対応です。')
}