Microsoft Power Automate DesktopでWindows 10自動化対応

Power Automate Desktopとは

Microsoft Power Automate Desktopは人間が行う定型操作を自動化できるツール。

MacのAutomatorのようなもので例えばフローを実行した際に時刻が18時以降であればChromeでiwb.jpを開くという作業などを自動化できる。

18時以降であればChromeでiwb.jpを開くという作業を自動化した例
18時以降であればChromeでiwb.jpを開く

Windows 10に最初からあるわけではないので使用するにはMicrosoft Power Automate Desktopのページからダウンロードする必要がある。(無料)

Microsoft Power Automate Desktop

ダウンロードが完了したらダブルクリックでインストール。

インストールの詳細のチェックはすべて付けてOK。

Microsoft Power Automate Desktopをインストール
Microsoft Power Automate Desktopをインストール

インストールが完了すると「インストール成功」と表示される。

Power Automate Desktopを有効活用するにはGoogle Chromeの拡張機能が必須なので必ずインストールしておこう。

Power Automate Desktopを有効活用するにはGoogle Chromeの拡張機能が必須

Chrome拡張機能をインストールしたらコンピューターを再起動して使えるようにする。

Power Automate Desktopの使い方

自動化(フロー)を作成するにはPower Automate Desktopを起動して「+新しいフロー」を選択する。

左にアクションの一覧があるので、これを真ん中のMainにドラッグ&ドロップする。

例えば「18時以降であればChromeでiwb.jpを開く」という自動化の場合は

  1. 日時から「現在の日時を取得します」をドラッグ&ドロップ
  2. 条件からIfをドラッグ&ドロップ
  3. Ifの最初のオペランドに{x}をクリックして「%CurrentDateTime.Hour%」を入れる
  4. Ifの演算子に「以上である (>=)」を入れる
  5. Ifの2番目のオペランドに18を入れる
  6. Webオートメーションから「新しいChromeを起動する」をIf .. End の間にドラッグ&ドロップ
  7. 初期URLにhttps://iwb.jp/を入力する

以上の手順を行うだけで自動化が完了する。

18時以降であればChromeでiwb.jpを開く

自動化したら実行ボタン(▷)で動作するか確認して、また使用するのであれば保存ボタンを押してPower Automate Desktopに保存する。

保存したフローは自分のフローに表示されるので実行ボタン(▷)を押せばいつでも実行可能になる。

Power Automate Desktop 自分のフロー
Power Automate Desktop 自分のフロー

パソコンの作業が苦手な方にはMicrosoft Power Automate Desktop for Windows 10 初心者向け勉強会の動画がわかりやすいのでオススメです。