記事のアイキャッチ画像は縦画像だとXで顔が表示されないので避けるべき

アイキャッチ画像とは

記事の冒頭(記事タイトルの下)に大きく表示されるメインの画像のことです。

WordPressで作成されたWebサイトだとアイキャッチ画像がXなどのSNSで表示されるOGP画像にもなります。

縦画像のアイキャッチ画像は避けるべき

多くのWebサイトではアイキャッチ画像を元にOGP画像も作成されます。

アイキャッチ画像は縦画像の場合はOGP画像も縦になるのですが、一般的にOGP画像は「1200px x 630px」または「アスペクト比 1.91:1」が推奨されているため、縦画像だと必ず非推奨のサイズになってしまいます。

しかも、X(旧Twitter)の場合は、OGP画像が縦の場合は中央を16:9の比率で切り抜いて表示させる仕様なので、人物の全身の立ち姿の画像の場合は顔が表示されないことが多いです。

例えば、以下の「角田大河騎手が死去」の記事の場合、アイキャッチ画像が縦なので中央部分を16:9で切り抜かれて、胴体しか表示されなくなっています。

以上の問題があるため、Webサイトに記事ページのアイキャッチ画像の投稿機能がある場合は…

  • 「1200px x 630px」または「アスペクト比 1.91:1」で画像を投稿するようにする
  • 縦画像で投稿された場合はサーバー側でOGP画像の推奨サイズに変換されるようにする
  • アイキャッチ画像とOGP画像の投稿を別々にする

のいずれかの方法で対応することをオススメします。

「アイキャッチ画像とOGP画像の投稿を別々にする」は日刊スポーツの記事ページで採用されています。

しかし、Yahoo!ニュースで転載される場合はYahoo!ニュース側でアイキャッチ画像をOGP画像に変換して表示させるため、以下のように顔が映らなくなってしまいます。

そのため、「アイキャッチ画像とOGP画像の投稿を別々にする」は他のニュースサイトなどに転載される場合は避けたほうが良いでしょう。