WordPressのPHPがv7.3.33以下だとAIOSEOが無効化されるので注意

AIOSEOプラグインが2025年に無効化される

AIOSEO (All in One SEO) とは、WordPress用のSEO (検索エンジン最適化)プラグインです。

日本では多くのユーザーがWordPressのWebサイトのSEO対策を効率的に行えるよう、このプラグインをインストールしています。

便利なプラグインですが、WordPressのPHPがv7.3.33以下は2024年12月31日でサポート切れとなり、PHPのバージョンをアップデートしなければ、2025年1月1日からAIOSEOプラグインは自動で無効化されます。

対象のWordPressでは通常はダッシュボードに以下の警告が表示されますが、表示されないケースもあるため、AIOSEOをインストールしている方はPHPのバージョンが7.3.33以下でないか、必ず目視で確認する必要があります。

このサイトは、すでにサポートが終了している古いバージョンのPHPを実行しており、AIOSEOで問題が発生する可能性があります。ウェブホスティングサービスに連絡してPHPバージョンを更新するか、推奨の WordPress ホスティング会社に切り替えてください。
注:PHP 7.3.33のサポートは2024に終了する予定です。それ以降、追加のアクションを取らない場合、AIOSEOの機能は無効になります。詳しい情報をご確認ください。

WordPressのPHPがv7.3.33以下だとAIOSEOが無効化されるので注意

Supported PHP Versions for All in One SEO

WordPressのPHPバージョンの確認方法

WordPressの左メニューの「ツール → サイトヘルス → 情報 → サーバー」からPHPバージョンを確認できます。

PHPバージョンが7.3.33以下の場合はバージョンを上げてください。

バージョンは8.x.xxが理想ですが、Webサイトによってはメジャーバージョンを7から8に上げると、エラーが表示されて画面が表示されなくなる可能性があるため注意が必要です。

PHPのバージョン8だとエラーが発生し、応急措置としてAIOSEOの無効化を回避したい場合はバージョン7.4.33に変更してください。

PHPのサポートバージョンおよび互換性について

PHPのサポートバージョンおよび互換性についてはPHPとWordPressの公式サイトに掲載されていますので、こちらをご参照ください。

PHP: Supported Versions

PHPの互換性とWordPressのバージョン

WordPressをレンタルサーバーで使用している場合は、レンタルサーバー会社が推奨するPHPのバージョンに切り替えることを推奨します。

iwb.jpで使用しているwpXのレンタルサーバーの場合は、PHP 8.2.22のバージョンが推奨されています。

iwb.jpで使用しているwpXのレンタルサーバーの場合は、PHP 8.2.22のバージョンが推奨されています。

さくらインターネットやロリポップ!などの大手のレンタルサーバー会社であれば、管理画面からPHPの推奨バージョンへの切り替えが簡単に変更できます。

AIOSEOプラグインが無効化されるデメリット

AIOSEOはWordPress用のSEO (検索エンジン最適化)プラグインなので、SEOに悪影響が発生して検索結果の順位を下げる可能性があります。

検索結果の順位が下がってしまうと、Webサイトのアクセス数や売上などが低下しますので、商用サイトであれば2024年内の対応が必須になります。

来年の営業開始日は2025年1月6日(月)からであり、2025年1月1日にAIOSEOプラグインが無効化された場合は最低5日間は対応できなくなります。

そのため、未対応のWordPressサイトであれば年内に対応することをオススメします。