Anker 735 Chargerの充電器の使い方を間違えているケースが多い件について

Anker 735 Chargerとは

Anker 735 Charger (GaNPrime 65W) は最大出力65Wかつ、3ポート搭載で3台の機器を同時に充電が可能な3ポートUSB急速充電器です。

Anker 735 Charger

Macbookの67Wの充電器と比較して約55%の小型化を実現しており、Anker独自技術PowerIQによって急速充電にも対応しています。

使い勝手が良いのでカフェや公共施設のコンセントに挿して使用している人を見かけますが、中には使い方を間違えている人が結構います。

ポートの利用箇所によって最大出力24Wになる

最大出力65Wの製品なので、どのポートで組み合わせても最大出力65Wと勘違いしている人が結構いますが、USB-CとUSB-Aがある3ポート以上の充電器は使用ポートの組み合わせによって最大出力が変わります。

これはAnkerの充電器に限った話ではありません。

例えばAnker 735 Chargerの場合、上から2番目のUSB-CとUSB-Aを使用した場合の最大出力は24Wになります。

そのため、上から1番目のUSB-CとUSB-Aを使用するよりも充電速度が遅くなってしまいます。

Anker 735 Chargerの充電器の使い方を間違えているケースが多い件について

Macbookは24Wだと電力が足りないので充電ケーブルを接続しても充電よりも電力消費のほうが多くなるので、充電できない不具合だと勘違いしてしまうケースもあります。

ちなみに「コンセント + USB給電」となっている場所の場合はUSB-CとUSB-Aはそれぞれの箇所に挿したほうが最大ワット数が多くなるので充電時間が短くなります。

コンセント + USB給電 5V/2.4A

※ 写真の5V/2.4Aは最大12Wなので、12W以下の場合に限る

まとめ

最大ワット数の高い充電器を購入しても、使い方を理解していなければ購入しても有効に使用できないので、使用する際は注意が必要です。

たとえ充電器でも説明書は必ず読んだほうが良いでしょう。