IFS関数とは
Excel 2016から使用可能な条件式関数。
IF関数と違い、下記の条件で条件分岐を複数記述することができるため、IF関数のように関数を複数入れ子にして書く必要がない。
そのため、条件が書きやすく、見やすい。
// 条件が2つの場合 =IFS(条件1, 条件1の処理, 条件2, 条件2の処理) // 実際の使用例 (条件が4つ) =IFS(B3 = "", "", B3 < 20, "未成年", B3 >= 70, "高齢者", B3, "")
ちなみにこれをIF関数で書くとこのようになる。
// 条件が2つの場合 =IF(条件1, 条件1の処理, IF(条件2, 条件2の処理)) // 実際の使用例(条件が4つ) =IF(B3 = "", "", IF(B3 < 20, "未成年", IF(B3 >= 70, "高齢者", IF(B3, ""))))
IFS関数をIF関数に変換するツール
IFS関数はExcel 2016やGoogleスプレッドシートで使用可能な便利な関数だがExcel 2013以下では使用できない。
Excel 2013以下でもVBAでユーザ定義関数を作成すればIFS関数を使用することが可能になるが会社によってはセキュリティの関係上、VBAが使用禁止になっていることもある。
その場合は、Excel 2013以下では「IFS関数をIF関数に変換するツール」でIFS関数を書き、IF関数に変換したものを使用すると良い。
この方法であればVBAを使用する必要はなく、Excel 2016でIFS関数が使用されているファイルを2013に変換したいときにも使える。