git commit時の大なり山括弧(>)
Gitをターミナルで使用していると、たまに大なり山括弧(>)が表示されることがある。
ターミナル(シェルスクリプト)を知らない人だとなぜ画面上に「>」が表示されることがあるのかわからない場合が多い。
> が表示されるのは入力途中
結論から言うと「>」が表示されるのは入力途中だからだ。
例えば下記のようにgit commit -m "text fixと入力した場合、"が閉じられていないため入力途中であるとみなされて> が表示され、続きを入力するよう要求される。
$ git commit -m "text fix >
ここでEnterを入力したとしても入力途中と判断されるため、終了にはならない。
git commit -m "text fix > >
ではどうすれば良いのか?答えは…
git commit -m "text fix の続きを入力すれば良いので「"」を入力して閉じれば良い。
$ git commit -m "text fix > " [master e4bad23] text fix 1 file changed, 1 insertion(+)
「"」が1つ余分に1つ多い場合も…
「"」が1つ余分に1つ多く入力してしまった場合も入力途中と判断される。
そのため下記のような場合も「"」を入力して閉じれば良い。
$ git commit -m "text fix"" > " [master 3057344] text fix 1 file changed, 1 insertion(+)