.gitignoreとは
Gitリポジトリにおいて追跡対象から無視したいファイルを設定するためのファイル。
Gitの追跡対象から無視する(ignore)ので.gitignoreというファイル名。
.gitignoreの基本的な書き方
コメントは#を先頭に書き、ファイル名やディレクトリ名などを記載するとそれらを無視する。
.dbの拡張子のファイルすべての場合は*.dbのように書く。
# コメントは#を先頭に書く
foo.txt
*.db
node_modules/
フロントエンジニア向けの.gitignoreを作成
フロントエンジニアはNode.jsを使用することが多いのでNode.gitignoreというファイルを元に作成すると作りやすい。
このファイルだけでも多くの不要な追跡を除外できる。
次に以下の記述をNode.gitignoreに追記する。
# Common
node_modules
build
dist
.sass-cache
*.swp
*.db
._*
# Mac
.Spotlight-V100
.DS_Store
.Trashes
# Windows
*.cab
*.msi
*.msix
*.msm
*.msp
*.stackdump
*.lnk
# Design
*.psd
*.ai
*.sketch
# Compiled source
*.com
*.class
*.dll
*.exe
*.o
*.so
# Packages
*.7z
*.dmg
*.gz
*.iso
*.jar
*.rar
*.tar
*.zip
# VS Code Local History
.history
# Firebase
firebase-debug.log*
.firebase
一般的なコンパイル後のディレクトリは「dist/」が多いが、別の名前のディレクトリを指定している場合の変更が必要。
VS Code Local Historyの.history/はVS Codeの拡張機能を使用する際に作成されるディレクトリ。
エディタに拡張機能を追加すると不可視ディレクトリやファイルが生成されることがあるので、その際は忘れずに.gitignoreに追記する。
完成したファイルは以下のURLを参照。
iwb.jpで使用されているフロントエンジニア用 .gitignoreファイル