Google Adsenseで性的描写に関するポリシーが更新された

Google Adsenseでポリシーが更新された

本日、Googleから以下のお知らせが届きました。

平素より AdSense をご利用いただきありがとうございます。

2024 年 5 月、Google は性的描写が露骨なコンテンツに関するポリシーを更新し、性的描写が露骨な合成コンテンツに対処します。

今回の更新により、露骨な性的表現やヌードを含むように改変または生成された合成コンテンツの作成または配布を宣伝してはならないことが明記されます。

また、Google ウェブ検索のスパムに関するポリシーに編集上の更新を実施しました。

このメッセージは、Google のポリシーの更新についてお知らせするものです。現時点ではお客様側でのご対応は必要ございません。

よろしくお願いいたします。
Google AdSense チーム

性的描写が露骨なコンテンツとは

性的描写が露骨なコンテンツとは次のようなコンテンツであると、Googleの公式サイトに記載されています。

  • 性的なテキスト、画像、音声、動画、ゲームを含むコンテンツ
    例: 性行為(性器、肛門、口を使った性行為など)、マスターベーション、ポルノ漫画や変態画像、写実的なヌード
  • 仮想のものか現実のものかを問わず、強制的な性行為を含むコンテンツ
    例: 強姦、近親相姦、獣姦、死体性愛、スナッフ、ロリータ、未成年者をテーマにしたポルノ、未成年者との引き合わせ

性的描写が露骨なコンテンツ - Publisher Policies ヘルプ

仮想のものか現実のものかを問わず」と書かれているので、生成AIで作成した画像、マンガ、アニメなども、前述の例に該当するとポリシー違反だと判断される可能性があります。

もし、Google AdSense側にポリシー違反だと判断された場合は、Google Adsenseの配信停止(収益停止)の措置がとられる可能性が高いです。

Googleは性的描写が露骨なコンテンツに厳しくなってきており、最近だと「ヨスガノソラ」というアニメがYouTubeで配信中止となりネット上で話題になりました。

配信中止の理由は明らかになっていませんが、アニメの内容から「近親相姦」および「未成年者をテーマにしたポルノ」に該当するとGoogle側が判断した可能性があります。

性的描写が露骨なコンテンツに関するポリシーは過去のコンテンツにも適用されます。

WebサイトでGoogle Adsenseを表示していて、ポリシー違反に該当する画像や動画を貼っている場合は、Google Adsenseの広告が配信停止になる可能性があります。

Google Adsenseの収益を停止されたくなければ、過去にそのような内容を投稿をしていた場合は、該当の画像および動画を削除したほうが良いです。