ひろゆきのスマホ言語設定の英語変更はやめたほうが良い

スマホの言語設定を英語に

2021年2月にひろゆきが英語を覚えるならスマホの設定という動画を投稿してから英語に変えている人が増えているらしい。

2020年6月1日にも同じような内容の動画を投稿していた。

だが、スマホ設定を英語にしても学習効率が悪いし、デメリットのほうが多いのでやめたほうが良い。

新しく覚える英単語が少ない

スマホ設定を英語にしてもメールがMail、サウンドがSoundになるなど高校受験レベルの簡単な英単語が多いので新しく覚える必要がある英単語が少ない。

「incognito」など普段見慣れない単語を見て覚えることはあると思うが、日常的に使用する単語は必然的に少ないので実用性に乏しい。

Twitterを見ていたら「英語設定にしたが全然わからない」という人が結構いたが、その場合は中学1年で学ぶ基礎単語やbe動詞などから勉強したほうが学習効率が良い。

英語設定で表示されてしまう

Webサイトによってはスマホやパソコンなどの言語設定が英語だと英語のWebサイトに自動的に遷移してしまう。

例えばニコニコ動画の利用規約は言語設定が英語だと自動的に英語で表示されて日本語の表示がログインしなければできなくなってしまう。

ニコニコ利用規約

あとニコニコ動画の場合は言語設定が英語だとログインしていても日本語コメントが見られないのでデメリットが大きい。

さらに日本だと英語のWebページの一部を作成していない場合もあるので、ページ自体が見られないことがある。

英語設定だと日本のWebサイトの場合は特定の情報の取得が困難な場合があるので注意が必要だ。

ブラウザのテキストの表示が変わる

言語設定を英語にするとブラウザのフォントの設定も変わるので、Webサイトのフォントの見た目が変わることがある。

その場合はブラウザのフォント設定を変えれば見た目を変えずに済むが、日本語設定のときに何のフォントが設定されていたのか知っている人は少ないので変更は難しいだろう。

アプリで支障をきたす

日本人が作成した日本語表示を前提としたアプリだと英語設定にすると表示がおかしくなることがある。

また、英語と日本語の両方に対応しているアプリでも英語設定で日本語を使用すると意図した通りに動作しないことがある。

例えばスマホではないがパソコンで言語設定を英語にしてExcelを使用した場合、ASC関数などの一部の関数が使用できなくなってしまうのでシートの表示に悪影響が出ることがある。