
IP Guideとは
IP、ネットワーク、ASNデータを検索できるWebサービスです。
WebサイトにアクセスするだけでIPなどを確認できるので誰でも簡単に使えます。
ドメインが ip.guide なので既存のほかのIPなどを調べるWebサービスよりURLがわかりやすく、URLバーに入力しやすい点もポイントが高いです。

問題のない無料WiFiか調べるのにも便利
organization (組織名) が表示されるので使用している無料WiFiが問題のない組織が運営しているか調べたいときにも便利です。
例えば、以下の場合はorganization (組織名) がWire and Wireless Co.,Ltd.で、country (国) が JP (日本) なので、日本国内の無線LANサービスの提供している会社だとわかります。
$ curl -sL ip.guide/103.5.140.181
{
"ip": "103.5.140.181",
"network": {
"cidr": 103.5.140.0/22,
"hosts": {
"start": "103.5.140.1",
"end": "103.5.143.254",
},
},
"location": null,
"autonomous_system": {
"asn": 131160,
"name": "WI2 Wire and Wireless Co.,Ltd.",
"organization": "Wire and Wireless Co.,Ltd.",
"country": "JP",
"rir": ""
}
}
Google VPNを使用した場合はautonomous_systemの部分は以下のようになります。
自身が日本から接続していることを誰にも知られたくない場合はVPNを使用する必要があります。
"autonomous_system": {
"asn": 36492,
"name": "GOOGLEWIFI",
"organization": "Google, LLC",
"country": "US",
"rir": "ARIN"
}
もし、organization (組織名) が不明だったり、Googleで検索しても組織の詳細がわからない場合は、不正WiFiの可能性があるので注意が必要です。
また、無料WiFiの場合はlocationのような場所の特定につながる情報は通常はnullを返して秘匿するのが一般的です。
locationの値がnullではない場合は場所が特定されるおそれがあるので、使用しないことをオススメします。
// locationの値がある場合、以下のように緯度や経度などを返す
"location": {
"latitude": 35.7320,
"longitude": 139.7043,
"city": "Tokyo",
"country": "Japan",
"timezone": "Asia/Tokyo"
}