書評:レスポンシブ・ウェブデザイン標準ガイド

レスポンシブ・ウェブデザイン標準ガイド あらゆるデバイスに対応するウェブデザインの手法

日本初のレスポンシブ・ウェブデザイン本

いままで和書でレスポンシブ・ウェブデザインの本はなかったためこれが日本初のレスポンシブ・ウェブデザインの本と言うことになる。内容はレスポンシブ・ウェブデザインにまつわるあらゆる項目を総合的にまとめたものになっている。

本書のチャプター

大まかなチャプター別の流れはこのような感じ。

  1. レスポンシブ・ウェブデザインの基礎知識
  2. レスポンシブなサイトを作ってみよう(基礎編)
  3. レスポンシブなサイトを作ってみよう(応用編)
  4. レスポンシブ対応を支援するツール

個人的にはDreamweaver CS6の可変グリッドレイアウトについても記載されてほしかったが発売時期とページ数の関係上難しいか。

本のページ内にコードの記述が多すぎる

やけにコードの記述が多い。コードだけのページが6ページ続けて掲載されている箇所がいくつもある。サンプルファイルがダウンロードできるのだからコードの掲載ページは省略してもう少し削減してほしかった。

ちなみにサンプルファイルは下記の場所からダウンロードできる。
こちらのサンプルファイルを見ると本書でレスポンシブ・ウェブデザインについて幅広く学ぶことができるのがよくわかる。
http://www.mdn.co.jp/di/book/6266/

レスポンシブ・ウェブデザインを知らなくてもこれ1冊で一通りできるようになる

Media QueriesやAppleのRetinaディスプレイの対応方法などレスポンシブ・ウェブデザインに関することが一通り書かれている。基本的にはディスプレイの横幅が変わったときのコンテンツの内容の表示・非表示や変化の方法を覚えるだけなので習得にはそれほど時間はかからないと思う。

レスポンシブ・ウェブデザイン標準ガイド あらゆるデバイスに対応するウェブデザインの手法
レスポンシブ・ウェブデザイン標準ガイド あらゆるデバイスに対応するウェブデザインの手法

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