ありそうでなかったtwitter本
この本は、twitterのマニュアル本ではありません。この本は、twitterという画期的ツールのメリットを生かしながら言語コミュニケーション能力を磨き、日常生活を豊かにしていくための本です。
という冒頭で始まる。
この本を読んでもTwitterの機能を細かく知ることはできない。
しかし、Twitterでツイートするには文字を入力してツイートボタンを押すだけだし
そのほかに覚えなくてはいけないのは返信・リツイート・ハッシュタグくらいなので
その点については初心者だとしても問題はない。
Twitterは使い方は簡単だが140文字という制限の中で人を引きつける文章を書くにはこつが必要になる。そのため国語力が低い人だと「○○なう」とか「いま○○してるよ」などの単純な文章になってしまいがちになる。
そのため、投稿したツイートに返信やリツイートが行われない → フォローされない → 誰からも反応がないのでやめてしまう ･･･という流れになりがちである。
Twitterをコミュニケーションツールとして使用する場合、「抽象と具体」、「比較」、「要約」などの国語力が必要不可欠になる。この本を読めばこれらを軸にした言語コミュニケーション能力が一通り身につくようになっている。
このブログのように主にRSSの代替のような使い方をする人やビジネスで商品の紹介や発売情報などを発信するために使用する人にとっては不要かもしれないが。
Twitterで磨く！ 20代からの「国語力」
福嶋隆史
