改行に関数でHTMLのbrタグを付ける
Webサイトを制作する企業ではディレクターがExcelシートにテキストを記入して、それをエンジニアがコピーしてHTMLに貼り付けることが多い。
この際に改行にはbrタグを付ける必要があるのだが手動だと時間がかかり、ミスも多くなってしまう。
正規表現で置換する方法もあるが置換範囲を間違えて余計なところにbrタグを追加してしまうリスクがあるため、できればExcelシートの時点でbrタグ付きのテキストがあると安全で作業効率が良い。
SUBSTITUTEでCHAR(10)を置換
ExcelはSUBSTITUTE関数で置換できるので改行のCHAR(10)を"<br>" & CHAR(10)に置換すれば改行にbrタグを追加することができる。
=SUBSTITUTE(A2, CHAR(10), "<br>" & CHAR(10))
しかし、同じシート内に置換後の内容を表示させるのは都合が悪いケースもある。
そんなときはシートを新たに追加してINDIRECT関数で別シートからセルの値を取得して置換後の内容を表示すれば良い。
=SUBSTITUTE(INDIRECT("TEXT!A2"), CHAR(10), "<br>" & CHAR(10))