
インボイス制度とは
インボイス制度とは、2023年10月1日から開始する複数の税率に対応した消費税の仕入税額控除の方式です。
invoice (インボイス)は日本語だと「請求書」を意味します。
正式名称は「適格請求書等保存方式」です。
税率と税額を正確に伝えるために、従来の区分記載請求書に必要事項を追記した請求書のことです。
インボイス制度の導入後は消費税を支払う時に、仕入先などから受け取ったインボイスがないと仕入税額の控除ができなくなるなどのデメリットがあるため、日本共産党や声優の緒方恵美さんなど、一部の団体や個人が反対を表明しています。
インボイス制度に登録済みか調べる方法
組織がインボイス制度に登録済みか調べるには、まず納税している組織の「法人番号」を国税庁が提供する法人番号システムで調べます。
日本共産党も税務処理を行っている組織なので、「日本共産党」で検索すると「法人番号: 7011005000655」が表示されます。

法人番号が判明したら、国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトの登録番号のところに、13桁の法人番号を貼り付けて検索します。

インボイス制度適格請求書発行事業者であれば、検索結果に表示されます。

声優の緒方恵美さんが代表者である、株式会社ブリーズアーツも国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトの検索結果に表示されるので、インボイス制度適格請求書発行事業者だということがわかります。


まとめ
仕事をする相手がインボイス制度適格請求書発行事業者でないと、仕入税額の控除が受けられなくなる可能性があります。
もし控除が受けられない場合は、税務上の不利益や経費の増加などのデメリットが発生する可能性があります。
相手がインボイス制度適格請求書発行事業者か不明な場合は、必ず前述の手順に従って事前に検索しておくと良いでしょう。