Firebug 2.0に追加された便利な8つの新機能

Firebug 2.0の便利な8つの新機能

2014年6月10日にFirefox 2.0リリース

2014年6月10日にFirefox 2.0の安定版がリリースされた。拡張機能を追加すれば1.xでも使用できる機能もあるが個別にインストールする手間が省けるのでありがたい。インストールするにはFirefoxのバージョンが30以上である必要があるため注意。

Firebug 2.0 インストール

HTMLの正規表現検索

いままではFirebugで検索するときは1つの文字列でしか検索できなかったが正規表現が使用可能になったことでimage1\-(\d)(これはimage1-[0~9の数字]を意味する)のような検索が可能になった。

Firebug 2.0の便利な8つの新機能 HTMLの正規表現検索

CSSセレクタでのHTML検索

正規表現では検索しづらいCSSセレクタでのHTML検索が可能になった。

Firebug 2.0の便利な8つの新機能 CSSセレクタでのHTML検索

JavaScriptの入力補完

「window.cl」のように途中まで入力すると入力候補が表示されるようになった。

いままではJavaScriptの入力補完にはFirebug Autocompleterという拡張機能が必要だった。

Firebug 2.0の便利な8つの新機能 JavaScriptの入力補完

JavaScriptのシンタックスハイライト

シンタックスハイライトでコードが色分けされるようになったので見やすくなった。

いままではJavaScriptのシンタックスハイライトにはFireRainbowという拡張機能が必要だった。

Firebug 2.0の便利な8つの新機能 JavaScriptのシンタックスハイライト

ただし、ネットのレスポンスのコード表示には対応していない。

Firebug 2.0の便利な8つの新機能 ネットのJavaScriptレスポンスはシンタックスハイライトは未対応

圧縮されたJavaScriptコードを整形

{}をクリックするとJavaScriptコードを整形して表示する。

Firebug 2.0の便利な8つの新機能 圧縮されたJavaScriptコードを整形

HTMLの選択したJavaScriptイベントを表示

HTMLの選択したJavaScriptイベントが右側のイベントタブに表示されるようになった。

Firebug 2.0の便利な8つの新機能 HTMLの選択したJavaScriptイベントを表示

ウォッチの戻り値の確認と修正

JavaScriptの戻り値を確認したあとウォッチを200のように修正するとその後の戻り値は修正した戻り値を表示させることができる。

Firebug 2.0の便利な8つの新機能 ウォッチの戻り値の確認と修正