noindex, nofollowとは
noindex, nofollowを知らない人のために説明するとnoindexとはGoogleの検索結果に表示させない(インデックスさせない)ための指定で、nofollowはページのリンクを追跡しないようにする指定である。
ページのリンクを追跡しないというのは例えばnofollowが付いているとa.htmlにb.htmlへのリンクがあったとしてもGooglebotがa.htmlからb.htmlを見ないためa.htmlのページのみがインデックスされる。(直接b.htmlに来た場合などはこの限りではない)
noindex, nofollowを指定した場合はこの2つの効果が適用される。
初心者だとnoindexとnofollowを間違えて使いやすいため注意が必要だ。
noneとは
noneはnoindex, nofollowと同じである。
Robots メタタグと X-Robots-Tag HTTP ヘッダーの仕様
なぜnoneを書いたほうが良いのか
なぜmetaのrobotsにはnoindex, nofollowではなくnoneを書いたほうが良いかというと表記の統一と誤記防止の為である。
noindex, nofollowだとnoindex,nofollowやnofollow,noindexなどのように書く人もいるため表記が統一されにくい。
それどころかnoindex nofollowのように間違えてカンマを付けず半角スペースのみで区切ってしまった場合、noindex, nofollowが効かなくなる。
当然、入力する文字数も多いためnoindex, nofolowのように間違えるケースも想定され、この場合も無効である。
その点noneであれば誰が書いても(小文字で書くというルールが徹底されていれば)content="none"という表記で統一される。
4文字しかないためnoindex, nofolowのような記述ミスの可能性も低い。
以上の理由により私はnoindex, nofollowよりもnoneを使用することを推奨しているのだがnoneの認知度が低いためほとんどのサイトではnoindex, nofollowが使用されている。