どの言語の利用者でも理解できる良書
本書の中では例としてJavaやJavaScriptなどが例としてあげられている。基本的に読みやすいコードにするための手法が書かれているのでこの本は読者の使用言語を問わない。
リーダブルコードの基本定理
コードは他の人が最短時間で理解できるように書かなければいけない
コードはJavaScriptやPHPなど様々な種類のものがあるがいずれの言語でも読みづらく理解に時間がかかるコードがあふれている。ではどうすれば読みやすく最短時間で理解できるものにすることができるのかをこの本では細かく説明している。
変数の名前の付け方
なるべく汎用的な名前は避けて具体的なわかりやすい名前を付ける。日本人の場合、英語が不得意の人もいるので難しい単語を使用した変数名も避けたい。
コメントの付け方
単にわかりやすいコメントの付け方だけではなく、コメントするべきではないことや理解しやすいコメントの付け方についても解説。
条件分岐の書き方
読みやすい条件文の書き方を解説。本書では三項演算子、do/whileループ、gotoなどはコードを読みにくくするとしているため非推奨になっている。
コードを書く人であれば前半部分の必ず読んでおきたい。
本書の前半部分だけでも読んでおけばコードはかなり読みやすいものになるはず。私はこの本を読む前は自分のコードは自分以外の人間が読んだり編集したりすることはすくないのでそれほど気にしなくても大丈夫だろうと思っていたが、本書にも書かれているとおり、自分が書いたコードでも数ヶ月後の自分がそのコードをすべて覚えているとは限らないので他の人が見るかにかかわらず読みやすいコードを書く習慣は常に身につけておきたい。
リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック