VS CodeでAuto Save(自動保存)を使ってはいけない3つの理由

VS CodeのAuto Saveとは

VS CodeのAuto Saveとは、その名の通りファイルの自動保存のための設定です。

Settings (設定) でFiles: Auto Saveをオフ以外にすることで自動保存機能を使用できる。

ドットインストールなどの一部のWebサイトではVS CodeのAuto Saveを有効にすることを推奨しているが、3つの問題があるので有効にしないほうが良いです。

VS CodeでAuto Save(自動保存)を使ってはいけない3つの理由
VS Code -> Settings -> Auto Save

Auto Save(自動保存)を使ってはいけない理由

ファイルのAuto Save(自動保存)機能を使ってはいけない3つの理由は以下の通りです。

1. 未保存アイコンが表示されない

Auto Saveは自動で保存されるため、afterDelay (1000ms)だとファイル名の右に未保存状態のアイコン(●)が表示されません。

そのため、自動保存でなければ可能な「保存しないで閉じる」という選択肢がなくなります。

2. 意図せず不要な文字が入ってしまう

コーディングをしているとキーボードを間違えて押して「a」とか「z」などの文字を気づかずに入れてしまうことがあります。

自動保存でなければ間違えて何かしらの文字が入っても気づく可能性が未保存状態のアイコン(●)が表示されるので気づく可能性が高いです。

自動保存だと気づかずに本番に不要な文字を入れてアップしてしまう可能性が高くなります。

3. FTPなどで直接開いていると通信回数が増える

FTPなどで接続してVS Codeでファイルを開いた場合、自動保存だと入力するごとにサーバーとの無駄な通信が発生してしまいます。

以上の理由によりVS CodeでAuto Save(自動保存)を使うのはやめたほうが良いです。