更新情報サービスとは
WordPressの「設定 => 投稿設定」の一番下にあるブログを更新したことをお知らせするのに利用できるツール。
ネット上には更新情報サービスを設定したほうが良いと書かれているWebサイトを見かけることがあるが、結論から言うと更新情報サービスは設定不要。
更新情報サービスが設定不要の理由
WordPress Codexには更新通知サービスについて以下のように書かれている。
更新情報サービスは、ブログを更新したことをお知らせするのに利用できるツールです。WordPress は投稿を作成・更新する度にXML-RPC ping を送信することによって、ブログが更新されたことを人気のある更新情報サービスに自動的に通知します。更新情報サービスは順番にこうした ping を処理し、独自のインデックスを更新します。これにより、読者はGoogle ブログ検索や Yahoo! ブログ検索のようなサイトからあなたの最新の投稿を発見できます。
更新通知サービス - WordPress Codex 日本語版
このように書かれていると設定したほうが良いように見えるが、2020年7月現在では大手ではほとんど使用されていないため設定しても効果がない。
Googleブログ検索は2016年に終了しており、Yahoo!ブログ検索も2019年12月15日にYahoo!ブログのサービスが終了している。
よくわからずに設定しても効果がないのにサービス終了のURLにPingを無駄に送信してしまうデメリットがある。
現在の検索エンジンは優秀なのでnoindexやDisallowなどで検索エンジンを拒否しなければWebページの内容に問題がない限り、Pingを送信しなくても早期にインデックスに登録して検索結果に反映されるようになっている。
rpc.pingomatic.comとは
WordPressの更新情報サービスにはrpc.pingomatic.comがデフォルトで登録されている。
これはPing-o-Maticという英語圏で主に使用されるWordPressが唯一推奨しているPing一括送信サービス。
日本のブログだと恩恵は少ないが、残しておいても特にデメリットはない。
サイトマップを設定しよう
Googleなどの検索エンジンはsitemap.xmlを読み込んで、より高度なクロールを行うようになっているので更新情報サービスは設定不要だがsitemap.xmlは設定したほうが良いです。
サイトマップについて - Search Console ヘルプ
WordPressの場合はGoogle XML Sitemapsをインストールすれば自動でsitemap.xmlが生成されるので自分で作成する手間がはぶける。
Google XML Sitemaps - WordPress プラグイン