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飲茶TERRACE 桃菜とは
飲茶TERRACE 桃菜はガストやバーミヤンなどを展開するすかいらーくホールディングスの新業態で、バーミヤンと違って飲茶を中心としたメニューになっています。
2023年7月現在は関東で出店ラッシュとなっている。
飲茶(やむちゃ)とは中国の広東省・香港・マカオを中心に行われている、中国茶を楽しみながら点心を食べる伝統的な習慣のことです。
飲茶というお茶や食べ物があるわけではありません。
ちなみにドラゴンボールのヤムチャの名前の由来はこの飲茶です。
店の入口にはバーミヤンとは異なり、台湾のお茶、お菓子、食器などが置かれて販売されている。
桃菜は東京だと三鷹など東京の西側に多くあったが、最近巣鴨にも店舗がオープンしたため、近くなので行ってきました。
巣鴨店は平日は空いていて、休日は混雑
平日の夜に行ったところ、オープンしたばかりなので客が多かったが、10分くらい待ったら席に着けました。
休日はピーク時だと1時間以上待つことになります。
店舗の雰囲気はバーミヤンに近く、席に置かれていたタブレットはガストやバーミヤンに置いてあるものと同じタイプです。
注文はすべてタブレットで行い、食べ放題もコースをA, B, Cの中から選んでタブレットから食べたいものを選択して注文するスタイルです。
価格が高いコースほど注文できる料理が多く、一番少ないAコース(全24品)が「税込2,419円」、Aコースより2倍の料理が注文可能なCコース(全49品)が「税込3,519円」なので、注文可能数と価格差を考えるとCコースを選ぶのが一番コスパが高いです。
Cコースだと北京ダックやトリュフ入り餃子などの高価格帯の料理も注文できます。
土日祝はコース料金に税込330円が追加されます。
制限時間は120分でラストオーダーは終了の30分前となっています。
料理の提供には時間がかかるため、余裕を持って早めに注文することをオススメします。
あと飲み物は飲み放題ではなく別料金となっています。
この料金でソフトドリンクの飲み放題が付かないのは割高に感じる。
そんなこんなで、さっそく色々注文してみた。
1品目 クラゲの冷菜
コリコリした歯ごたえでサッパリしていておいしい。
2品目 蒸し鶏ねぎ塩ソース
メニューの写真より鶏肉が少なくてバランスが悪く、鶏肉のサラダを食べているようだった。
3品目 中華風コーンスープ
思っていたよりも、ちゃんとした味の中華風コーンスープ。
ガストやバーミヤンの無料スープよりおいしかった。
4品目 季節の温菜
季節の温菜はチンゲン菜で醤油ダレのようなものがかかっている。
味付けは薄味だが、野菜が新鮮でシャキシャキしておいしい。
5品目 魯肉飯(ルーローハン)
魯肉飯(ルーローハン)を注文したはずなのだが、「豚肉の甘口そぼろのせ」といった感じの味でイマイチだった。
せめて無印良品のレトルトの魯肉飯の味は超えてほしい。
6品目・7品目 大根餅と海老春巻
少量だと1つの小皿にまとめられる。
大根餅は大根の風味が弱い。大根餅というより大根餅風大根餅だった。
海老春巻は海老などの具材や餡がバランスよく入っていておいしかった。
8品目 若鶏から揚げの金沙粉
金沙粉とは広東料理で使われるパン粉にニンニクや各種スパイスを混ぜたもの。
若鶏から揚げなのに肉がかたくて老鶏から揚げといった食感と味だった。
9品目 竹の葉ちまき
一般的なものよりも小さいサイズのちまき。
竹の葉で包んで蒸されているので、味と風味は申し分ない。
10品目 飾り海老焼売
飾り海老焼売という名前なのに飾りのコーンが付いていなくて見た目が悪かった。
そして味も悪い。味の素の冷凍のエビシュウマイのほうが数十倍おいしい。
11品目 チーズ入り海老餃子
見た目だけだと濃厚なチーズの味がしそうだが、チーズは少量しか入っておらず、味も安っぽいので期待外れ。
味で勝負できないなら、のびるチーズを入れるなどの工夫をしてほしい。
12品目 トリュフ入り餃子
トリュフ入り餃子という名前だが単品だと税込549円なのでトリュフはほとんど入っておらず、代替食品でトリュフ風味を付けている。
このトリュフ風味に何を使用しているのかは不明だが、臭みがひどく、食べていて気持ち悪くなった。
真っ黒なので見た目のインパクトはあるが、味はかなりひどい。
ディンタイフォン(鼎泰豐)のトリュフ入り小籠包を真似たのだろうけど、こんな出来の悪い料理を客に提供するくらいなら出さないほうがマシだと思った。
13・14品目 小籠包・カニ入り小籠包
小籠包を注文したはずなのだが、出てきたのは皮が厚く、そして信じられないことに、中にスープがあまり入っていない。
肉団子を皮で包んだ謎料理を食べている感覚だった。
テーブル席に小籠包用の大きなレンゲが置かれていたので、スープがたっぷり入っているのだろうと思っていたので、かなり期待外れ。
15品目 北京ダック
北京ダックを注文したはずなのだが、来たのは小さな鶏肉に味噌だれを付けただけの料理。
鶏肉の皮はやわらかく、パリパリになっていなかった。
単品だと税込494円なので、いつか客から詐欺だと訴えられてもおかしくない。
まとめ
当初はデザートも注文するつもりだったのですが、後半に出てきた料理の質が低く、食欲を失ってしまいました。
ちなみにデザートの「ごまだんご、杏仁豆腐、オーギョーチ」などはバーミヤンと同じものなので、桃菜で食べるなら別のデザートをオススメします。
横浜中華街なら3,519円も払えば、もっとまともな中華料理の食べ放題を食べることができるので、私が桃菜に行くことは2度とないでしょう。