社内WikiにAPIドキュメントへのリンクを普通に貼ってはいけない

社内WikiにAPIドキュメントへのリンクを普通に貼ってはいけない

APIドキュメントへのリンクの貼り方

どこのIT企業でも通常は社内Wiki(コンフルエンスなど)があり、そこにはプロダクトの概要や使用しているAPIドキュメントへのリンクが貼られていることが多い。

ここでひとつ注意しなければならないことがある。それはAPIドキュメントへのリンクは普通に貼ってはならないということだ。

例えばAngularJSを使用していてAPIドキュメントのリンクを普通にこのように貼っていたとする。

https://docs.angularjs.org/api

これのどこに問題があるかというと、このリンク先は最新のAPIドキュメントへのリンクだということだ。

そのため開発当初はAngularJS 1.3.15を使っていたとしても、リンク先のAPIドキュメントの内容はバージョンが上がるたびに最新の内容に次々に置き換わってしまう。(AngularJSの場合、上記のリンクはRC(1.4.0-rc)だという別の問題も)

なのでAPIドキュメントのリンクを貼り付ける場合はそのバージョンのリンク先をこのように貼ったほうが良い。(AngularJSの場合はバージョンが少し違うことで特定のコードが動かなくなることもあるので特に重要)

https://code.angularjs.org/1.3.15/docs/api