MacBookのノッチとは
画面上部にあるセンサーやカメラを収容するための切り込み部分のこと。
最近のM2チップ搭載のMacBook AirやMacBook Proだとカメラ部分がこのようになっています。
ベゼル(画面と端子の間のフレーム)が最小限に抑えられますが、ノッチのデザインは映像やアプリケーションの使用を邪魔することがあります。
例えば15インチMacBook AirでChromeをフルスクリーンの状態で「shift + command + 3」でフルスクリーンショットを保存すると、下図のように上部が黒く塗りつぶされてしまいます。
これはフルスクリーン時はノッチ部分を黒で塗りつぶすというmacOSの仕様によるものです。
ノッチ部分を塗りつぶさないスクリーンショット
フルスクリーン時にノッチ部分を黒で塗りつぶさないスクリーンショットを保存するにはChromeデベロッパーツールのスクリーンショット機能を使います。
まず、ChromeデベロッパーツールのDock Sideを別ウィンドウ(Undock into separate window)にします。
次にブラウザをフルスクリーンにした状態でDevToolsで「shift + command + p」でコマンドパレットを開いて「Capture screenshot」を選択してスクリーンショットを保存すればノッチ部分の黒い塗りつぶし部分を含まないスクリーンショットを保存できます。
実際保存したスクリーンショットは下図になります。(example.comを保存)
ちなみにノッチのない外部ディスプレイでフルスクリーン表示させて保存した場合もスクリーンショットの上部が黒で塗りつぶされません。
外部ディスプレイを利用している場合はこのやり方のほうが簡単です。